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世界から バックナンバ 2005年1〜6月分
ソウルより
韓国旅行 高麗大学100周年記念式典に出席

 父さんは5月2日−5日の間ソウルへ行き、 高麗大学の100周年記念式典とUniversity Presidents’ Global Forum という会議に出席してきました。

 高麗大学は韓国No.1の私立大学で、筑波大学とも交流協定があります。  それが世界中の大学の学長や副学長を100人くらい招待しての記念行事でした。  会議には、韓国のノムヒョン大統領が来てあいさつをしたり、 式典には世界中の大学学長や副学長と並んで国会議長や多くの国会議員も段上に座っているという立派な会合でした。

 ソウルの街は益々活発で元気、どんどん立派な街並みになっています。でも父さんは、 滞在中朝から晩までずっとプログラムがうまっていて、韓国料理を食べる暇もなく帰って来てしまいました。

(2005.5.8父さん)

雲仙より
父さん九州の島原へ 雲仙普賢岳災害復興工事の見学

 4/22−23の金曜と土曜日に、九州・島原半島の雲仙普賢岳の火砕流・土石流の災害現場で進められている、 遠隔操縦建設機械による砂防ダム工事の見学に島原へ行って来ました。

 島原へは、7時前につくばを出て、羽田から福岡空港へ飛んで、博多の地下鉄から西鉄の特急に乗り継いで大牟田へ、 近くの三池港から小さな高速船で有明海をわたって行くと、3時頃に着きます。

 雲仙の普賢岳は1990年に約200年ぶりに噴火したのですが、勢いよく火山弾や煙を上げたりせず, 代わりに地面が盛り上がって大きな溶岩ドームを作った。  この600度以上で内部に高圧の火山ガスを閉じこめている高さ何十メートルかのドームが、 背が伸びすぎたために崩れ、一気に爆発しながらなだれのように崩れ落ちたのが火砕流。  山頂から麓までの数キロにわたって、途中の木々や畑や住宅や学校や、 噴火を観察していた新聞記者たちをも巻き込んで焼き尽くした火砕流が何回も起こり、 結果として場所によっては標高にして120メートルもの土砂がたまった。  そのため、雨が降ると今度は大規模な土石流となって土砂が麓の島原の街へ押し寄せる。  これが普賢岳の災害でした。  今は火山活動は沈静化したと言っても、普賢岳の頂上に出来た平成新山には崩落しそうな溶岩ドームが 残っていて火砕流のおそれは消えていないので、この斜面はまだ立ち入り禁止区域になっています。  そこで1994年から、遠隔操作ロボットの建設機械が働いて大規模な土砂の排出や砂防ダムを造成する工事がすすめられています。  その工事を見学し技術の実情を見せて貰うのが今回の目的でした。

 実際、無線で制御されるダンプトラック、パワーシャベル、ブルトーザ、転圧ローラや、監視カメラ用の車両などが、 離れた安全なところにある制御室から遠隔操作されて、現場には人間はほとんど入らないままで大型の砂防ダムの建設が進められています。  現場を見ると、災害の実情も、遠隔操作の建機がどのように操縦されているかも、よく分かり、技術的にもとても勉強になりました。  また、とくに現地を見て説明を聞いたあとでは、火砕流や土石流のビデオはとても迫力がありました。

写真は、上:普賢岳平成新山(崩れているように見えるところは火砕流のあと。それ以前は鬱蒼とした森だった。) 下:遠隔操縦で働いている無人建設機械

(2005.4.24父さん)

NZより
山と温泉とビール 

こっちはどんどん涼しくなってきています。秋って感じです。

週末は友達とハイキングに行って来ました。 1年半前にも行ったことのある自然の温泉があるところです。 川沿いを歩いたり森の中を歩いたりと、疲れたけど、楽しかったです。 その温泉につかり遠くの山の氷河など眺めながらビール飲んでのんびりでした。
(yes, I had a beer, but I deserved it. I carry that thing for 6hours, 18km, uphill!)

(2005.4.12季紀、4.23アップ)

VTより
夜ごはんのカレー テルの力作

 今日の夜飯は自炊大学生(男)の心の味方、カレーでした。
 写真を撮ったので送ります。写真ではよけいグロテスクですね。
 カレーは週に一度ぐらいの頻繁で作ります。時間がかかるのでいつも週末です。

 輪切りになったにんじんと鳥の骨が無造作に入った、ルームメイトからみたら 下痢とげろを足して二で割ったものぶっ掛けご飯です。  ささっているスプーンはなんとあの給食スプーンセットのあのスプーンです。
 『せっかくバーモントまではるばる来たのにまたカレーかよ。  せめてバーモントならバーモントカレーにしてくれ。』とスプーンも思っているでしょうが残念ながらGoldenCurryです。

 いつも3人前ぐらい作って食ったらお腹いっぱいで困るから全部食わない方がいいな、 と思いながら食べてあー食いすぎたーといいながらその夜をすごします。

以上、夕飯の報告でした。

(2005.3.13照秋、3.16アップ)

世界中より
真夏の国から 真冬の国から 春先の国から 

 2/28。トシからこんな写真が届きました。

− − − − −
この週末は Ultimate Frisbee の トーナメントでした。
土曜と日曜、一日中走り回ってチョー疲れた。
足も筋肉痛です。
でも天気も良くておもろかった。
写真を1枚送ろう。
あんまりいいのがないけど一応僕が写ってる。
真ん中でフリスビーをパスしてるのが僕です。

拡大!

 翌3/1。テルからこんな写真が届きました。

− − − − −
トシの夏のNZに対抗して僕も日曜にとった写真を送ります。
まだまだこっちは寒いよ。
明日また20cmぐらい雪が積もる予定です。

 同3/1。Pavolからはこんな写真が届きました。

説明がまだ届いていないのですが、どうやら仕事場で撮った写真らしいです。 バンクーバー島かな。

(2005.3.1サトコ代)

ロンドンより
父さんのロンドン・イングランド旅行だより 

 1月の30日から2月6日まで1週間、ロンドンとイギリスの小都市に行って無事帰って来ました。  いくつかの印象に残ったことの報告です。

1.ユニクロ進出

 ロンドンでちょっとだけ町の中を歩きましたが、その間にPiccadilly CircusとOxford Streetの2カ所でUNIQLOを見つけました。  Piccadilly Circusはおのぼりさんの集まるところなので三越デパートのように日本人相手とも思えますが、 Oxford Streetの店は観光客向けとは考えにくい。  ちなみに、その近くにはMUJI(無印良品)の店もありました。  あと、町の中で気づいたことはStar Bucksのコーヒーショップが多いこと。
(写真はOxford StreetのUNIQLOの前で)

2.きれいな街並み、古い建物

 ロンドンのKensingtonという高級住宅街にあるホテルに5泊しました。(写真は泊まったJurys Hotel)

 周囲はなかなかいい感じの歴史を感じさせるアパートが並んでいました。 でも、不動産屋の外にある物件の案内を見たら、安そうなものでも30万ポンドとか50万ポンドもする。 写真を見てこれはいいねと思った200平方メートルの部屋は240万ポンドでした(!)。
 ちなみに、他のところで見た求人広告では、年収が2万ポンド程度のものが多かったけど、どういう人が住んでいるのだろう(?)。

もう一つの写真は、金曜に行ったOxfordのまちの中。ここも古いしっとりとした町並でした。

3.物価が高い

 イギリスの貨幣単位はポンド(Pound)。交換レートは1ポンドが約200円(2ドル)。  ところが、この1ポンドはほとんど1ドルの価値という印象でした。  たとえば、地下鉄が2ポンド、夜、町の中華料理屋でラーメン(noodle soup)を食べたら10ポンドという具合。

4.郊外はただ広い牧草地

 ロンドンから、Shefielという地方都市に鉄道に乗って行って来ました。

 ロンドンから走り出して10分ほどで町並を抜けると、2時間半ほど走って町らしいところは1カ所だけ。  あとは、ずっと牧草地になっているゆるい丘陵地帯。農家もほとんど見えなかった。  途中にあった大きな建物は線路際の原子力発電所(写真)くらい。

5.テムズ(Thames)川

 ロンドンはテムズ川のほとりに出来た町で、町のまん中にテムズ川が流れています。  川はちょうど隅田川の感じ。水はほとんど流れておらず茶色く濁っていた。

 ロンドンを発った5日は土曜で、朝、川の畔の公園を散歩したら、人々がのんびりと犬の散歩やジョギングをしていた。 (写真は、テムズ川と対岸のChelseaの高級マンション、と金曜の夜にテムズ川のDinner Cruiseに乗って撮ったロンドンのTower Bridge)

 

さて次は、忙しくも少しは異文化を眺めて満足して帰ってきてから感じた印象です。

1.日本の食事はおいしい。

 イギリスにいる時はとくには何とも思わなかったけど、帰った来たら、ご飯もそばも何でもおいしい。  たしかに、イギリスは食の文化の国ではなさそうです。

2.1週間たってもまだ時差ぼけ。

 時差は歳をとるほど厳しいと言うけど、まだ疲れた感じが抜けません。  以前は、時差ぼけとは感じずに知らないうちに疲れがたまったのですが、 今回は、はじめからどんどん疲れがたまっていく気がします。  何日か休養しないと持たないかも。。。

(2005.2.13とうさん)

ロンドンより
空の上から見る学園都市 父さん、ロンドン行きの機上で撮影

 父さんは、1月30日から2月の6日までイギリスのLondonとShefieldという町に一週間出張中。
 大学の経営とリーダシップという研究会に出席してお勉強です。

 さて、30日は良い天気で、飛行機が成田を飛び立って北に向かって上昇中に筑波山と学園都市がよく見えました。 飛行機の窓からとった写真です。JAXAのビルが見えるので、うちがどこかも判るはず。

 

 

(サトコ追記)

 この写真はコントラストを調整して画像を ハッキリさせてみたけどさすがに小さすぎて見えませんね。  父さんがとった現物では確かにうちが見え(る気がし)ますよ。  というか、うちは保護色だからビミョーだけど、となりのうちがよくわかる(気がする)。  見てみたい人はこちらでどうぞ。

 それにしてもつくばは緑が減った。。。。

(2005.1.31とうさん)

北米より
大陸縦横断 テル、正月休みに決行

 帰ってきました。2週間のアメリカクロスカントリーの旅から。

 合計27州、7100マイル・・・=11360km。すごいねぇ。 通ったメジャーな街はバーリントン、シカゴ、デンバー、ソルトレークシティー、 ラスベガス、サンディエゴ、メンフィス、ボルティモア、ボストンで、バーリントン。
 いやいや、楽しい旅でした。ケニヤの友達にもたくさん会いました。 最後の日は一緒に行ったRyanの家があるメリーランドからバーモントにかえる予定だったのに、 運転している途中でボストンの友達から電話がかかってきて、断れず結局ボストン経由になりました。

 ユタでは腰まであるパウダースノーの中をスキーし、アリゾナではグランドキャニオンも見ました。 ラスベガスではキンキラキンの世界の無駄遣い街も見ました。ギャンブルはやらなかった。 サンディエゴではビーチで走り回りました。 カリフォルニアでは砂漠も見ました。 メンフィスでは友達の働いている動物園の裏ツアーもしました。 太平洋と大西洋を一週間でどっちも見たぞ。
 7100マイルはすごいね、なんていっても。 時速71マイル(時速114キロ)でずっと走ったとしても100時間車の中にいたことになります。 もうくたくたです。バーモントは寒いし。

 バージニア州ではちょっとした事故がありました。 友達が運転してて滑って、隣の車にちょっと当たっちゃったのです。 でもみんな怪我はありません。ぼくの車が少しへちゃげてしまった。 自動車保険について少し勉強するいい機会だと思って少し勉強します。 こうでもしないと全然習わないからね。

 で、明日から学校です。トホホ。 初めの半分はゆっくりぐったりした休みだったのに、最後の二週間はあっという間でした。 あしたからまた勉強漬けだ。

(2005.1.19テル)

VTより
テルからの便り 恐るべき米消費量

 テルからの荷物はこんな紙につつまれてやってきました。
 米の袋の切れ端みたいです。  California's Original Suchi Riseとかいてあります。

 テルの直筆でこんなことも書いてあります→

    これが毎日
    3合食べてる
    米です。
    11/11から40日
    で9kg。このままいく
    と81kg 一年で。

 つくばで一年に消費する米は、父さん母さんふたりで、40キロです。
 トシとテルが帰ってきたとき、大量消費したせいで、去年は米が足りなかった。

 ちなみに、農林水産省が公表した食料需給表によりますと、2003年の国民1人当たりの米の平均消費量は68.3kg。 (1962年には118.3kg!)父さんと母さんに比べたら、テルの食べる量の偏差は小さいよ。

(2005.1.9サトコ)


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