12月3日午後2時過ぎから、はじまりはじまり〜。
前日から入院して、手術の時の説明を聞いたりして、のんびり過ごしていましたが、
やっと手術です。今日は朝から食事なし!
家族が付き添う気なんかサラサラなかったのに、看護士さんに
「普通はご家族の方は手術が終わるまで、待っていることになっていますけど」
と言われ、さと子が昼過ぎから、点訳の宿題持参で来て、待ち合い室・・・と言うより待ち合い所で待機。
さと子によると、その待合所は、暇つぶしの古い雑誌の入った箱とジュースの自動販売機とトイレがついていて、待っている間、
逃げ出す言いわけができないようになっていたそうです。
さて、まだ何もしてないから、歩けるのになぜか病室から車椅子で手術室に運ばれ、
まず準備として、点滴をして、血圧計、血中酸素濃度計などを取り付け、肩に安定剤を注射されました。
最後に腰に麻酔をし、尿管を取り付けました。
もともと足は、腰椎の狭窄症で痛みはあまり感じないので、麻酔なしでOKじゃん、とか
ジョーダンで言ってましたが、やはり、麻酔はハンパじゃないね。
足を動かすこともできないくらい効いてきたよ。
で、そこで手術開始。なんか見えないように布の柵が立てられています。
何も感じない間にどうやら膝に穴が二つ開けられて、内視鏡とメス付きの管が入ったらしい。
しばらくしたら、柵を下ろしてテレビモニターが見えるようにしてから、説明してくれました。
膝の中には別に血もなくて、よく見えましたよ。
確かに軟骨がすり減って、骨がむき出しになっているところがありますね〜。
これじゃ膝がかわいそうだよ。半月板もすり減っていました。
そしてその削りカスみたいなもの、白っぽくピラピラしています。
お医者さんが、それをこれからキレイにすると言って、また布の柵を立てました。
安定剤の注射が効いているのでね、眠くなってきたよ。
しばらくすると、またモニターを見せてくれました。
きれいに白いピラピラがない膝の中が見えました。
どうやって片づけたのかなー?
すごいねー、内視鏡手術のヒミツがイマイチわからんうちに手術が終わってしまった。
手術室の外に出た時、入ってから2時間半くらいたっていたそうです。
なんだか、もっと短いような気がしたのは、半分寝ていたのかねー。ははは・・・。
その後は、点滴だけで、次の日の朝まで食事なし。足が動かないので、寝返りがうてず、
2回ほど看護婦さんに助けてもらって向きを変えた。。。
寝苦しくて、ちょっと目が覚めて、「ああ、早く朝になればいいな、いま何時かな。」と
思って時計を見たら、午後10時。まだ今日だった。
夜中を過ぎたころ、麻酔もすっかり覚めて、動くようになりました。
やれやれ。
穴のあいてる(いや、もう縫ってあります)とこは、腰椎の狭窄症のおかげで(?)
痛みを感じず、お得な手術だったなー。普通はキズが痛いんだろうね。
その後の2日は車イスで移動、3日目からやっとリハビリが始まった。
ゆっくりだけど、すぐに歩けるようになったね。
だってあまり、痛くないからね。ほんと、お得だ。
12月7日退院、さと子が迎えに来てくれました。
ヨチヨチですが、歩いて帰れましたよ。
でも膝ははれてるから、あまりガンバラずに、しばらくはリハビリだけやっておとなしくしてようっと・・・
と思ったけど、退院して家に帰る途中でスターバックスでコーヒーとケーキ。
いやー、シャバの味はいいねー。
入院中、お見舞いに来てくださったみなさま、ありがとうございました。
(2004.12.13かあさん)