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つくばから バックナンバ 2005年6〜7月分
開発(つまり破壊)学
幻の湖 2年越しのとうさんの夢

 7月の最終日、父母姉末子の4人で、筑波山をこえ、笠間の富士見湖までドライブしてきました。

 ここは、採石場跡に水が湧きだしてできた、それはそれはきれいな湖ですが、 最近、ここに産業廃棄物処理場の建設が計画されているところです。  地元で大規模な反対運動が繰り広げられていますが、どうなってしまうのか。  父さんは2年ほどまえにこの話を聞いて以来、いつか見に行かねば、とおもっていたそう。

 午前中にあんくんの運転で出発し、八郷の向こうの道祖神峠に新しくできた峠の茶屋で昼ご飯を食べたら、 なぜかそこの女将さんにこの春生まれたチャコッケイを譲ることに。  この女将さんは捨て犬を拾っては飼っていたり、川や崖を含む広い土地で魚を飼ったり、民宿をしたり、 庭でとれる野菜を使った料理のレストランをしたりしている人です。  鶏小屋をちゃんと造ったら連絡くれることになりました。

 そしていざ、富士見湖へ。


 道の脇に車をとめ、山を10分ほど歩くと「展望台→」の標識が。  この木でできたやぐらを登ってみえるのが、念願の富士見湖です。

ありゃ???

 産廃はすでに完成していました。。。。(上の写真はフェイク決定)

 右の写真は、その山に咲いていた「はないかだ」。  良い名ですね。

 帰り寄った温泉で、例の富士見湖跡地のゴミ焼却場はその次の日から稼働予定なんだとおしえてもらいました。

(2005.7.31視察、2005.8.12アップ、サトコ)

獣医学
ボロ、去勢 そして改名

 7月13日、我が家初の医学屋春くんが、ボロちゃんの去勢手術をしました。

 ボロちゃんは、榊原先生の治療の甲斐あって、皮膚病がずいぶん良くなり、 そろそろ外に出かけて行っても良くなったので(1度家出をしましたが) ちゃんと去勢をすることになったのです。  2階のゲストルーム(てか、ボロの隔離部屋)で、あんくんが補体(ホテイ?)係、母さんが撮影係というアシスタントに名乗りをあげ、 春くんがチョキリ・パチリと腕をふるいました。

麻酔のかかったボロちゃんは、瞳孔が開きまくりでとってもキュート。

 術後24時間は絶食安静でしたが、翌夕方には腹へった攻撃が始まりました。 5日間、抗生物質を飲ませていっちょ上がりです。

 最近は自由に外に出かけて行きますが、ごはんを食べに帰ってきます。 亜夜と同じように、皮膚が弱いらしく、出かけるたびに背中に傷が増えます。 しかも、膿くさい匂いはあいかわらず。 それでも甘えぶりがすっかり板につき、まるでヒョウちゃんのようでかわいいよ。 体格もヒョウトクのように堅太りして、ずっしりとしています。

 さて、このボロちゃんですが、上あごに亀裂が入っています。 口蓋裂のようなもんで、生まれつきなのかも知れません。 でもこの中で炎症がおきていて、匂いがするのかも知れないということで、 近いうちにまた榊原先生にみてもらう予定。(春くんはどうなのよ)

 そんなわけで、「キレイになったら里親を捜す」計画が順延です。 それを受けて、結局ボロマックもマックを卒業し、名前をもらうことになりました。

 新しい名前は、苫(とま)。

 この名前の由来ですが、サトコにある晩、夢でお告げがあったのです。 「あーー、珂暖は本当は「苫」だったのに、まちがえたーーー!!!」という夢を見たんだよね。 だから、最初、珂暖を改名して「苫」、ボロを改めて「珂暖」にしようかと思いましたが、 ややこしいことこの上ないので、ボロちゃんを苫ちゃんにすることにしました。

 今後とも、ボロ改め苫をよろしくお願いします。

(2005.7.13施術、2005.8.7アップ、サトコ)

盲目猫の行動学
珂暖、また家出! 今回は2週間も行方知らずに

 家出好きの珂暖は、リョーヘーの結婚式前日、また家出を企て、実行しました。  しょうがないからまたポスターをそこら中に貼り、珂暖が見て帰ってくるのを待ったけど、なしのつぶて。  目が見えないので、虫やネズミをとって食べるのも難しいだろうし、10日も飲まず食わずだと かなり衰弱しているだろうと心配していました。

 そろそろ2週間、という日、近所の畑での目撃情報が。  その持ち主にお願いしてエサを置かせてもらい、ちょくちょく見に行っていたのだけど、なかなか見つかりませんでした。  ともかく、まだなんとか生きているらしい、ということで、少しは安心していたのだけど。

 そして昨日、犬の散歩中の親切な方が、ゴミ捨て場の近くで見ました、と連絡をくれました。  急いで行ってみたけど、雨も降っていて見つからなかった。  夕方、雨が上がったあと、母さんとあんくんで同じ場所に行ってみたら、いた!  赤い首輪がたすき掛けになってる。  でもともかく、いました!生きていました!  やせてなんかいやしない。
 せっかくいたのに、外での珂暖は警戒しすぎ、恩を忘れすぎ、ぜんぜん捕まらないのです。  前から家の外では別猫になっていた珂暖ですが、ちょっと人が動こうものならさぁ〜っと逃げてしまう始末。

 為すすべなし、ということで別の手を考えなければ・・・。と思っていた今日の昼前、同じ人からまた連絡をもらいました。  「人を警戒して捕まらないんですよね〜〜」なんていって電話を切ってすぐ、また連絡が。  「つかまえましたよ」
 !!  飼い主の立場まるでナシです。  人間ドックを終えてたまたま昼を食べに帰っていた父さんと、あんくんで回収に行ってきました。

 連れて帰ってきてサトコの部屋に閉じこめたけど、しばらくは人の気配に逃げまどい、 部屋から出せ出せと鳴くし、2週間で本当に忘れてしまったんだなぁ、とガッカリしていたのですが、 しばらくして、だっこできるようになり、甘えるようになり、はしごも思い出したように上手に上り下りするようになりました。

 夜になって、この先万が一家出してももう少し探しやすいように、と母さんがもっとうるさい鈴をつけました。  てか、やりすぎだろう。  父さん曰く、「雷さまみたいだね」

 これで、朝起きて、珂暖を捜しに家の周りをウロウロしてがっかりしながら一日が終わる、という生活も一段落です。  さて、今後しばらくはまた家の中に閉じこめようと思いますが、いつまでもそうするわけにはいかず。  また家出して、ポスター貼って、親切な人が登場して、捕獲作戦を実施して帰宅、というのを繰り返すしかない。。。。  胃に悪いです。

(2005.7.5サトコ)

最古家畜行動学
カイコ登場 のうさぎ文庫から

 のうさぎ文庫の阿部さんからカイコを譲り受けました。  幸いうちには桑の木が何本かあるし、サトコはカイコを飼ったことないし、おもしろそう!  てわけで、あんくんと一緒にもらってきたの。

 毎日毎日たんと桑の葉をたべ、九州旅行中も母さんがいつも通り太らせ、 現在はみなさん繭になっています!  面白いことに、白い繭と黄色い繭があるんですね。  卵の白身と黄身のような鮮やかな組み合わせでとてもかわいいです。

 あんくんによると、カイコはかれこれ2000年も家畜なので、 可哀想だからといって、野に離してよいタイプの生物ではないんだって。  なるほどねぇ。  この繭は日干しにして、のうざぎ文庫での工作とかに使おうかな。

(2005.7.5サトコ)

鳥類知能調査
子烏骨鶏、がんばる ちっぽけでも脳みそは使いよう

 2回目に生まれた雛のうち、純粋烏骨鶏モドキのこの子は、烏骨鶏らしく空を飛ぶのは苦手です。  一度に50センチくらいしか飛び上がれません。  夕方になると他の姉妹はみんなパタパタパタと上手に飛んで木の上へ。  このモドキは、後れをとってはならぬと、小さな頭(の中身)を回転させ、 鶏小屋の裏側にまわり、竹藪の崖を登って高さを稼いでから、 小屋の屋根、低い枝、もう少し高い枝・・・と5〜6段階を踏んでみんなと同じ高さまで届きました。

 案外、頭がいい。

(2005.6.13サトコ)

植物学
小僧のその後 グミの小僧

 グミの小僧どもが真っ赤になりました。

 グミの木の前を通るたびに良さそうのをもぎって食べています。  家の前を通る人も時々食べています。
 酸っぱくてあまくて渋くてオトナの味です。  こうちゃんは「おいしくない」といってましたから。

(2005.6.13サトコ)

鳥類成長学
今春第二の雛たちも巣立ち またまたお母さんといっしょ!

 このまえの週末、第二の雛たちも脱獄に成功しました。  まだ母さん鶏から半径1メーター以内をウロウロしています。

 夜になったら、母さん鶏はさっさと木の上にのぼって、 コッココッコと鳴いて雛を呼ぶけど、雛たちは「どうしよどうしよ」って下をフラフラするばかり。  だっていままで、40センチくらいしか飛び上がったことがなかったんだよ。  それなのに今夜から一気に3メーターも!
 何十分もがんばって、2羽以外はなんとか母さんと同じ木によじ登りました。  残りの2羽は父さんが小屋にもどそうと追いかけたら隠れちゃって、出てこなかった。  でも翌日は母さん鶏と兄弟に合流していました。

 この兄弟はオス2羽、メス6羽という理想的な状態です。  オスは1羽がチャボ色で、もう1羽まっ白。  メスはみんな白いけど、1羽だけ、純粋烏骨鶏のようなポワポワの毛です。

(2005.6.7サトコ)

鳥類捕獲学
亜夜、張り切る 未だ獲物はゼロ

 亜夜と珂暖はピヨピヨなく雛たちが珍しくて、狩猟本能をくすぐられている模様。  鶏小屋の網に張りついているのを見たことがあります。

 亜夜は大きなチャボはコワいけど、このチイサイのなら大丈夫かな、 と巣立ったばかりの雛たちを、腰を落として観察中。  ちょっとでも走り寄ると、母さん鶏がウケケケケーッと走ってきて 弱虫の亜夜はあわてて退散します。


 「もっと楽そうなのがこっちにいるじゃん」と小さい方で妥協する亜夜。

(2005.6.7サトコ)


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