冬です。 　太平洋側の日本の空は澄んで、つくばからも富士山が見えることがあります。

　さて、父さんは２月の２日から３日にかけて羽田と四国の高松を飛行機で往復しました。 　用件は香川大学の訪問だったのですが、ここは、往復の窓からの景色のお話。

　ちょうど出かける前日に全国的に雪が降り（つくばは降らず）、 しかも、この２日は天気が良かったので窓側の席から白い山々がよく見えました。 　とくに立派だったのは独立峰の富士山。行きは飛行機が山中湖の上空を飛んだので、まさに眼下に。 　帰りは、伊豆半島の上を通過したので富士山は浜名湖上空から羽田に着陸するまでずっと見えていました。

(2007.02.17アップ　父さん)

　１月の１６日に１年ぶりに小笠原から帰ってきた照秋は、つくばには２週間ちょっといただけで、 ２月２日から今度はインドネシアに出かけていきました。

　ウミガメや鯨の保護としているNPOに誘われて、調査のお手伝いのため、３週間の予定です。 　インドネシアの各地を回って、カメやほかの海洋動物の調査をするらしい。

　テルが帰ってくるから今年は一緒にスキーだ、と思っていた姉さんと父さんは期待はずれです。 　その直前、１週間ほど理恵ちゃんがインドネシアのパラオ島にいる獣医の友達を訪問。 　ちょうど入れ違いに出かけた照秋もパラオには行くらしい。 　日本人の獣医なら当然会うだろう、と言っていました。

(2007.02.17アップ　父さん)

　この間買った家に12月初めに引っ越したPavolはなかなか忙しくて、HouseWarming記事を書けません。 　仕事も忙しくて残業ばかりなんだけど、最近は毎晩毎晩そして毎週末、家のリフォームに明け暮れています。

　もうすぐ桐生時代の友達が職探しに来たり、姪っ子（小学生）が語学習得のためにやって来たり、と いろいろ居住者が増えそうな今年ですが、急いで作業しないと泊まれないよ。

　そうそう、庭には芝刈り機やボート、自転車をしまっておく物置小屋があるのですが、

　雪おろしをさぼっていたら、

こんなことになってしまいました。

　トシたちは以前は狭い貸間に住んでいたのですが、１１月の末に庭付きの２件長屋に引っ越しました。

　大学に近い閑静な住宅地で２ベッドルームで広い屋根裏の物置や車庫もある本格的な住宅です。 　父さんと母さんは新居にとって初めての客となりました。 　食卓やソファは現在調達中、母さんもいっしょにいろいろな古道具屋をめぐりをしました。

　庭は狭いけど、前にも裏にも花壇がありCassieが頑張って花を植えています。

(2006.11.08引っ越し、2007.02.17アップ　父さん)

　父さんと母さんは１２月１０日からニュージーランドに行ってきました。

　まず、１０日の夜行便で１１日朝にオークランド着。 　このシーズンは飛行機も混んでいて、機内は満席でした。航空運賃は高いのに。 　さて、オークランドから母さんはクライストチャーチに直行。

　父さんは１１日−１４日は学会のためParmarstone North市のMaasey大学へ。 　Parmarstone Northという街はニュージーランドでは大きい方の市ですが、小さな飛行場のあるのんびりした街でした。 　ICARAという学会でロボット研究の発表をしたり、ディスカッションや大きな風車の見学。

　学会のあと父さんもクライストチャーチへ。 　母さんに合流してトシたちの新しい家に泊めてもらいました。 　カンタベリー大学を訪問しトシの先生にも会いました。

　クライストチャーチは、ニュージーランド３番目の都市とは言え、 つくばと土浦を会わせた程度の人口ののんびりしたきれいな街です。

　街や周りの丘を見物し、また、土曜には少しドライブで山の方まで行ってきました。 　天気が良くなくて残念だったけどニュージーランドの自然にふれてきました。

　ニュージーランドは今サマータイムで日本と４時間の時差ですが、太陽の位置は２時間の違い。 　今は真夏なので夜は９時半でも明るい。時差もともと１時間ぐらい。

　帰る前夜、皆で南十字星を見に行くことになり、１１時頃に皆で車に乗って街の南の丘に登りました。 　上下逆のオリオン座の近くに南十字星もよく見えました。 　写真はトシが車の上にカメラを置いて撮った傑作です。

(2006.12.10~旅行、2007.02.17アップ　父さん)

　父さんは１２月のはじめに、大学間の協力協定の相談のためイギリスのシェフィールド大学に行ってきました。 　シェフィールド大学はロンドンから北に２時間半くらいの町にある大学ですが、最近とくに活発に活動していて評価も高い。 　具体的な協力の可能性について理系から文系までいろいろな分野の人と話をしてきました。

　シェフィールドは歴史的には鉄鋼の街だそうです。 　広々としたゆるやかな丘陵地帯の中の、ちょっとした丘が街の中心です。クリスマスが近くなり、街の中はあちこちにイルミネーションがきれいでした。

　訪問は正味１日半。　泊まったのはたった２泊の駆け足旅行でした。

(2006.12.06出張、2007.02.17アップ　父さん)

　いやー、去年の話になっちゃったけど。

　会議がタイ・チェンマイでありまして、ここぞとばかりに３泊の会議にもう２泊コッソリ上乗せして、 チェンマイをうろうろしてきました。

　ぞうさんにも乗って、タイスキも食べて、タイ式マッサージも受けて、ナイトバザールもうろついて、 寺を見て、タイポップのCDをあさり、おいしいもんをたんと食べてきましたよ。

　ぞうさんはアレだね、動物虐待のカオリがプンプンしてましたね。 　でも、そう使いにヤリでドツかれても、「あれま、肩にハエがとまったかしら」てな感じで、平気で道草くってました。

　帰りは成田まで、母さんが来てくれたんだけど、そのタイミングで父さんがイギリスへ出かけていった。 　成田で一緒にお茶をのんですれ違いました。

(2006.11.29~12.01出張、2007.02.17アップ　サトコ)

11月は父さんは少し珍しい国内出張の多い月でした。といっても、鳥取と山形だけですが。

１．11月の始めに、鳥取の鳥取環境大学で講義をしてきました。

　お話は、いつもの通りロボット技術について。

　鳥取は県庁所在地ですが、時間がゆっくり動いている感じのんびりした街でした。 　でも、地域の経済が停滞気味なのが地元の人の悩みです。

　鳥取に行くには、山陽新幹線の姫路から中国山地を横断して入ります。 　車窓から見える気持ちの良い山並みは大いに満足でした。 　帰りは、鳥取空港から空路で羽田に。途中、山陰の海岸や、日本アルプス、そして富士山がとてもきれいに見えました。

２．11月の下旬には迷路ロボットのマイクロマウス競技会があります。

　例年は東京で大会をやっているのですが、今年は山形県の長井市が熱心に誘致をしてくれて、長井で開くことになりました。 　父さんは競技会の委員長として毎年参加しており、今年は長井に出かけてきました。 　期間は２４日−２６日でした。 　ところが、父さんは２５日に出なければならない会が東京であり、ナント２５日は長井から東京を日帰り。 　山形新幹線のおかげとはいえ、慌ただしいお出かけでした。

　長井はきれいな最上川の本流に沿った歴史のある街です。 　しかし、鉄道の本線や幹線国道がよそを通ってしまったので現在は静かな地方都市になっています。 　そこの工業高校の先生が熱心にマイクロマウスを学校で取り上げて、 良い成績のロボットを継続的に作ってきたのが、実を結んでこの大会になりました。 　街を元気にしようと言う市民や市役所の職員も活発にマイクロマウス大会を盛り上げてくれました。

(2006.11.~12.01出張、2007.02.17アップ　父さん)