フロホベツ

このページの壁紙は、「酔っぱらいの坊さん」という名前のスロバキアビールです。
値段が手頃なのでPavolのお気に入りです。

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愛車シュコダに給油するPavol。

ガソリンスタンドはどこもセルフで、お店の中に入ってお金を払います。 でも、障害者用に、店員を呼ぶボタン(多分)があったよ。→

 

ただの送電線。

下向きのアームがラピュタのロボットに見えて、面白いと思って写真に撮っていたら、 Pavolが「日本のと同じです」と言い張っていた。

 

通りかかった街の教会の塔。

安野光雅「旅の絵本」のように、村と村は連続しておらず、ひとつの村を通り抜けると、しばらく何もない草原が続きます。 次の村が地平線の向こうに現れるとき、初めに見えるのは、教会の塔です。 どんな小さな村にも必ず教会があって、住宅地は教会の周りに広がっているのですね。

 

最近は、教会の塔より先に、保水タンクが見えることが多いです。 わかりますか?

 

道の向こうに見えるのが、Pavolの両親が住む村(人口150人くらい)の教会。 その横の水色の建物は、セメントやさん(たぶん)。

 

Pavolの両親の家。

何年もかけて、少しずつ作ってきた自慢の家です。

 

夕食に出された、ウサギのフライ。 すごーくおいしかったけど、見れば見るほどウサちゃんの足で、だんだんパニック。

付け合わせはマッシュドポテトとビーツとキュウリのピクルス。うまい! これに父さんの密酒、ライ麦のスピリッツ。写ってないけどこれもまた、うまい!

 

Pavolの父さん、母さん、犬のジニー。

父さんも母さんも、学校の先生ですが、数年前にリタイヤして、ブラチスラバからこの村へ引っ越してきて、牛、豚、鶏、家鴨などを飼うファーマーになりました。

父さんが長年夢に描いていた生活です。とても嬉しそうだった。
母さんはなんと、動物が好きではないんだって。でも去年、飼っていた豚からとれたベーコンの味があまりによかったので、やっぱり母さんも嬉しそうだった。

 

猫もいます。

けれど、愛玩ようではありません。夏季のネズミ対策です。 だから家の中にはいれないし、全然可愛がらないし、犬が首根っこ引きずって遊んでいてもヒトサマは関知せず。 Pavolの猫扱いのルーツはやはりこの文化です。

 

チビみたいなジニーだな!(「邪魔だ」の意)

 

豚のローザ。

とても愛らしいぶたさんです。 しかし、でかいな。イノシシよりでかいぞ。よくしらないけど。

 

鶏たち。

Pavolは昔から、父さんの鶏を追いかけ回して逃がすのが楽しかったらしい。

 

裏庭から家をみたところ。

両親は引っ越してきてからも、時間を見つけては家の改修をしてきました。 いまは、2階部分に着手したところ。まだ屋根があるだけの状態だけど、そのうち寝室をつくるんだそうです。

左側の長屋は納屋として使っています。 お酒の密造場所でもあります!!

どうも。 

 

こりゃどうも。

 

ヨーロッパの血のなのでしょうか。

それとも、人に可愛がられたことがない故の隔たり感でしょうか。

なんとなく野性的で、「まぁ、かわいい!!!!」という雰囲気はありませんね。
猫は好きじゃない、という人が多いのもわかるような。 Pavolの両親も猫は好きではありません。

しかし、この顔が猫好きにはたまらないんだけどねぇ。

 

猫に比べて犬は、人好きのする顔ですね。

 

家の中には蒔ストーブがあります。 そのストーブの前に座って薪をくべながら、炎をボケっと眺めるのが好きなんだと、父さんがいいます。

どこの父さんもおなじなのですね。

 

わずかな日だまりに座って暖を取る猫。 名前さえついていない。

 

あんたもね、ニンゲンさまにおべっかばかり使ってないで、ネコさんたちにも気をつかいなさいよ? と言い聞かせてきました。

 

だってこの猫たち、ネズミのいない冬にはまともなごはんにもありつけないのです。 犬の餌をちょろまかすくらいで。

考え方が全く違うから、「かわいそうじゃないの!夜は布団に入れてあげなさい!」などとは言えず。

でも、フロホベツにいた数日間、ネコ可愛がりしたので、私の姿を見ると2匹で走ってきて、肩までよじ登るようになりました。 うひひひひ。

 

寝るのも外の毛布の上。

Pavolが「ネコが来ても、すぐにいなくなっちゃうんだよね」などと言っていたけど、 そりゃそうだろうねぇ。 ほかに居心地がよけりゃ、引っ越すだろうよ。

なんとか無事に夏を迎えて欲しいものです。 この夏はネズミが大発生するといいね。

 

Pavolのお気に入りの家。

今は空き家だそうです。 将来建てる家は、こういう風にするんだと、覚えておくために写真を撮っておきました。

将来建てるんじゃなくて、この家を買えばよいと思うんだけどね。


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