Pavolを訪ねて

Pavolの暮らし バンクーバー島へドライブ バンクーバーの街
 Pavolがいったいどんなところでどんな暮らしをしているのか、ちょっと偵察に行ってまいりました。ここらで一挙大公開。

 こっちはNEETの身でヒマだからいいけど、Pavolは平日は毎日仕事。サトコが退屈しないように、 Pavolのお友達の奥さんがほんとにいろいろ観光へ連れて行ってくれました。ほんと、とってもお世話になりました。

 Pavolの「田舎だよ、NZのクライストチャーチくらい」という言葉を真に受けて、行ってみれば、バンクーバーは大都会。 つくば出身のワタクシには、とても住めるところじゃないっすよ、ほんと。
 アメリカが「人種のるつぼ」ならカナダは「人種のモザイク」と言われているそうで、 いろんなバックグラウンドの人たちがうまく調和してひとつの国家を形成している感じ。 なるほど、自分が「外国人」だという負い目(またはアドバンテージ?)なしに暮らせる国かもしれません。

 オーロラが見えたり、犬ぞりで走れたり、寒いというイメージがあったけど、出発前夜のPavolの電話で 「今は夜7時だけど、Tシャツにもう一枚着て、ちょっと寒いかな〜って程度」とかいう ぜんぜん当てになるよな、ならないよな言葉を間に受けて、行ってみれば、バンクーバーも冬だっての。 紅葉がそりゃ、もう見事でした。寒さはつくばと大して変わらない感じです。

 今回の旅でのサトコ的大発見は、カナダ西海岸の先住民アート。
 中でも、人や動物をモチーフにした、独特のラインの絵がとっても気に入りました。

 お久しぶりのPavolです。どうも。

 時差ぼけのサトコに向かって一日何度も「いそんで、いそんで、サトコチャン!」とせかさなければなりませんでした。

 Pavolと同郷のMarianとKamila。めちゃ若そうけど、大学生の息子がいるのです。 いまや、Pavolもムクソのようなもんだし・・・。

 Marianは見るからに、おお、東欧の方ですな!っていう雰囲気だと思うんだけど、どう? 仕事はPavolと同じ、土木技師。新米エンジニアのPavolの仕事について、 ひそかに相談に乗ってくれているらしい。違う会社なのに〜。
 Pavolが仕事に行っている間、Kamilaがサトコをそこら中案内してくれました。

 バンクーバーに到着したのは11月1日。  タッチの差でハロウィンは体験できなかったけど、残骸を目撃。

 デパートとかでは、10月31日まではハロウィンで、翌日からはガラッとクリスマスに 変えてしまうんだそうだ。きがはえーっちゅうの。

 ここにまで進出か、100円のダイソー!
 しかも、theがちゃんとついている!

 リッチモンドという、アジア系市民が多く住んでいる地区にできた、北アメリカ大陸第一号店だそうです。
 アメリカ系の$1ショップとは違い、現地の日本人(とアジア人)をターゲットにしているらしく、 品揃えは、日本のダイソーとまったく同じ。こっちで売っている商品に英語のラベルをペタッと貼り付けて、 2ドル(やっぱしちょっと高い)で売っています。
 店内に流れるBGMも日本の有線みたいな感じでした。 ここで、竹製の耳掻きと鉛筆削りを買ったよ。

 ちなみにここ、リッチモンド、なぜにアジア系(主に中国系)が多いかといえば。  聞いたところによると、バンクーバーの地形は龍が玉をくわえている図に見えるらしく、 (そういや、川の形がそのようにも見えるかな。。。朝鮮半島が意地悪ばあさんに見えるくらいの 想像力を駆使してください) その玉に当たるのがリッチモンドらしい。なにやらありがたそうな感じがするではないか。
 リッチモンドには、北アメリカ一でかいという仏教のお寺もありました。  行ってみたけど、中華風の寺で、日本の奥ゆかしい、ひそやかな雰囲気とは無縁の寺だった。

 これが、サトコの心をガッチと掴んで離さない、カナダ西海岸のネイティブアートの一例です。

 いやまて、これは、サトコが春くんへのお土産用に自分で描いたから、ネイティブアートのマネモノ一例です。  モチーフは想像上の鳥、サンダーバード。直訳で雷鳥だけど、あの鳥とはベツモノでしょうな。  米空軍のアクロバット飛行隊の愛称もこれだっけね?

 どうです、春君も喜んでいるでしょう!
 これはコーヒーマグなんだけど、カナダ人は、なにはなくともまずコーヒー、とばかり、 コーヒーなしでは何も始まらないらしい。  バンクーバーのコーヒーやさんは、横浜のコンビニよりも高頻度で出没します。


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